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近況報告(2021-05-17)

随想です。

今年の2月中旬頃に転職活動を始めまして、4月末を最終出社日として新卒から3年間お世話になった会社を退職しました。 これまで一緒に働いてくださった皆様には感謝申し上げます。 次の会社の入社日は6月1日でして、それまでは休息期間になります。

それに伴って、東京から静岡に引っ越しました。 人事の方からは「リモートワークが中心になるのと、東京にも出社するスペースがあるので東京に残ることも可能ですよ」と提案されたのですが、静岡の物件と家賃を調べてたら「今の家賃から数万下げても、広さを倍にできるな...」とか考えてしまい、引っ越しを考え始めました。 転職後も在宅勤務が中心になるのは間違いなさそうで、そうなるともっと自宅環境に投資したいという気持ちが強かったのも大きいです。

あと、最近は瀬戸口みづき先生の「ローカル女子の遠吠え」にハマってて、漫画の舞台の静岡に大分魅せられていることもあり、当初からかなり前向きに検討していました。 漫画のリンク張っておきます。 ニコニコ漫画とかでもためし読み出来る*1ので、面白かったら買って続きも読みましょう! ついでに、同著者の「めんつゆひとり飯」も面白いので買おう!

結局引っ越しをしまして、2週間転居先で過ごしてみましたが、今の所大変快適です。 駅の近くなので徒歩でなんとかなっていますが、近辺に行ってみたい観光地が多いので、自動車がほしいなーなんて思い始めてます*2

さて、推し漫画の紹介も出来たので本投稿の目的の大部分も果たしてしまいました。 とはいえ、「転職+引っ越し*3」というそこそこな規模感のライフイベントを機に、色々と日々の習慣を見直して実践することにしたので、そのあたりを気ままに紹介してみたいと思います。


睡眠と食事

とあるきっかけ*4で、以下の2冊の本を読んでみました。

スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォードって世界トップの教育・研究機関っていうイメージだったんですが、スポーツの世界でも最高峰の集団なのは本を読んで知りました。 2冊とも、著者は実際にスタンフォードに在籍する研究者で、それぞれスタンフォードの一流のアスリートの体調を管理したり、睡眠の研究をしていたりと、情報源としては信頼できるのかなと思いました。

あんまり本の内容をギチギチに実践しても疲れてしまうので、一読して印象に残った部分を生活に取り入れることにしました(太字は特に効果を感じたもの)。

  • 腹「圧」呼吸(IAP呼吸法)の実践。
    • 普段から行うことで、背筋が伸びたり、全体的に体のバランスが良くなる、らしい。
    • 思い出したときや休憩中にやるようにしている。
  • 座り過ぎは良くないので30分ごとに立ち上がる。
    • 肩甲骨を開く運動とかも紹介されていたので、立ち上がるたびにそれもやる。
    • 自動昇降機能がついたデスクを持った人はやりやすそう。
  • 甘いものは食べすぎない。
    • 糖質制限否定派だったけど、どうも糖分は普段の食事で十分らしい。なので、タンパク質やビタミンを取れるような間食を意識しだした。
  • 寝る時間を一定にする(「入眠定時」を設ける)。
    • なんかいい感じに体を正常に保つホルモンは、ある睡眠リズムを作ったら一定の時間帯でしか分泌出来ない云々。ということで、安定した睡眠には不可欠なんだと思う。
  • 入眠の90分前に入浴することで入眠を促す。
    • 体の深部体温と表面の体温の差が縮まることで入眠が促されるとかなんとか。
    • 「入眠定時」と合わせることで、布団に入ったら30分ぐらいで寝付けるようになったので、効果の高さを感じた。
  • 睡眠前は刺激のあることはやらない。
    • 難しい本を読んだり、ゲームをやったり、スマホブラウジングしたりはNG。
    • 以前やってた「寝る前にじゃんたま1半荘だけ」とかは最悪だった(というか1半荘で済まないことが多い)。
  • いい睡眠はいい覚醒から。
    • ご飯をよくかんだり、栄養バランスの取れた食事をとったり、腹圧呼吸 or 腹式呼吸をしたり。
    • 「20分以上の」昼寝は良くないらしい(そんだけ長く昼寝しちゃうってことは、睡眠負債溜まってるから普段の睡眠を見直せ、とのこと)。

また、食事に関しては、BASE BREADを注文してみました。

正直、休暇中は積極的に食べようとは思いませんでしたが、働き始めたら昼食、あるいは間食には続けられそうだと思いました。 味はプレーン、カレー、メープル、チョコレートを試しましたが、個人的にはメープルとチョコレートだけを継続したいかも。

N度目の正直の「ポモドーロテクニック

最近、ものすごく集中力が落ちていると感じることが増えました。 本を読むにしても考え事をするにしても、些細な他の用事が頭に浮かんでくるとすぐそちらに目移りしてしまって、本来やるべき作業を中断してしまう、ということが多くなってしまいました。 前職でビジネス側の問い合わせを意識しすぎてSlackを注視し、時間のかかる作業を後回しにしてしまっていたのも、根本的には同じ問題だったのかもしれません。

下の本のKindle版がちょっと前まで500円ぐらいなのを見かけたので、買って読んでみました。

ポモドーロテクニックって、今まではWebで見かけた断片的な情報しか知らなかったんですが、ちゃんとシステマチックにやろうとすると結構難しいんですね。 完全に身につけようとすると意識することも多いし、練習もそれなりに必要そうです。

とはいえ、改めて実践してみたところ「タイマーが動いている25分間はがっちり集中できる」ということがわかったので、とりあえずしばらくはタイマーの奴隷になってみようと思いました。 加えて、5分間の休憩は、前述の疲れにくい体を作るための「30分毎に立ち上がる」にマッチしていていい感じです。

あとは「タスクの見積もりの練習になるかも」というのを少し感じました。 ソフトウェア開発をしていると見積もりは日々発生する作業だと思いますが、自分は未だに苦手意識が拭いきれていません。 単純な力不足もあるかもしれませんが、25分1ポモドーロというタイムボクシングと、「あるタスクをこなすのに何ポモドーロ要したか?」という振り返りの積み重ねは、案外大事なのかもしれないと感じています。

やや余談ですが、ポモドーロテクニックって個人だけじゃなくてチーム単位の手法も含んでいるんですね。 というか、上記の本の半分以上はチームで導入する場合の説明でした。 これに関しては、「アジャイルですら一定の障壁があって難しいのに、厳しくない?」と思い、一旦忘れることにしました。 あくまでも「自分が集中できること」を第一目標として続けていきます。

振り返りを習慣づける

振り返りの重要さは頭ではわかっていたつもりなのですが、今まで習慣化出来ずにいました。 転職活動にあたっては、まずは履歴書や職務経歴書を書いたりすると思いますが、私としては正直この工程が一番疲れてしまいました。 普段から振り返りの習慣が出来ている人は、こういった作業は難なくこなせるんだろうな、とか書類を書きながら考えていました。 別に転職を考えていなくても、細かく振り返りをすることで日々の行動の修正がしやすくなって停滞する時間を短くできるとか、基本的に良い効果がもたらされると思います。

「ところで振り返りの手法ってどういうのがあるんだっけ?」と軽く調べてみたら、たくさん出てきました。 というか多すぎる。

【2020年度版】振り返りフレームワーク手法 まとめ

一番はじめにあるKPTは、前職でも期ごとにチームでやったりしました。 ただ、どうも調べてみるとKPTにはやや否定的な意見もあると知りました。

KPTとYWTの違いは?~KPTがうまくいかない理由と、YWTの特性を考える

なるほど、読んでいると前職で振り返りのファシリテータをやっていた手前、反省点が思い起こされて耳が痛いです。 もっと深堀して勉強したくもなりますが、とりあえず今は「自分個人の振り返りの習慣をつけること」なので、実践と継続のしやすさを考えて「YWT」のフレームワークを採用してみようと思いました。

「やったこと、わかったこと、つぎやること」で「YWT」だそうです。 実際にやってみると、「だいぶフランクに出来るんだな」と感じました。 結果として「一定のルールに則った日記」みたいなものが出来上がります。 自分の場合、GitHubにprivateリポジトリを作ってそこに毎日pushする感じで進めています。 1週間毎に見返してみると「結構色々なことをやって、何かしらの知識と経験は得られたんだな」とかがわかるので、多少は精神衛生的に良いです。

デッドバグとプランクそれぞれ30秒×5回

今のところ、体重とか体脂肪率が危険域に入っているとかは全く無いんですが、それだけにここ最近の下腹部のでっぱりが非常に気になるようになりました。 去年の2月頃に、以前より通っていたジムにいけなくなって、また、在宅勤務になり運動量も激減してしまいました。

転居先は大分広くなり、ヨガマットを気兼ねなく敷けるようになったので、自宅での運動を習慣づけようと思いました。 今は以下の動画を参考にして、デッドバグとプランクを継続しています。


www.youtube.com


www.youtube.com

とりあえず今は夕食後に毎日やっていますが、仕事が始まった後も続けられるのか?が勝負になりそうです。

今、できていないこと

以前まで出来ていたのに今は出来ていない、けどまた始めたいことです。

競技プログラミング

転職活動を始めたあたりで一旦お休みしました。 転職活動が終了した後も、アプリ開発に時間を割いており、全く取り組めていないです。 仕事が始まっても、最初のうちは信頼を得るためにも仕事にリソースを振りたいので、もうしばらくはできなさそうです。

気のせいかもしれませんが、「集中力の低下は競プロをやらなくなったことも起因しているのでは?」とも思います。 問題を解くのはかなり頭の体操になっていて、1日1問だけ、解説ACになってもいいからそれこそ1ポモドーロだけ考え込むのもいいかも、とか思っています。

ただ、再開するにしても、今はアルゴリズムコンテストよりはマラソンヒューリスティックコンテストに力を入れたいな、と思っています。 あるいは、フィールドを変えてKaggleを始めるのもいいなと。 アルゴリズムコンテストに飽きた、とかではないので、時間が無限ならそちらも当然やりたいですけどね。

ランニング

以前は家の近くに川が流れていて、夜の川沿いが比較的走りやすかったのですが、今はまだいいランニングコースが見つけられていません。 個人的には、ランニングは体の健康というよりは心の健康に必要*5なので、3日に1回ぐらいは習慣にしたいです。


こんなところでしょうか。

なんか気づいたら、いわゆる「健康オタク」と揶揄されそうな生活になってきました。 とはいえ、30歳を超えると日々の体のメンテをしないと周りについていけない、と感じるようになったので必要なことなのだと思います。 20代では許されてきたような安易な行為が、今では翌日以降にペナルティを課してくるようになったと感じています。

あとは、次の職場ではフロントエンド周りでの働きを期待されているようなので、1年目にやっていたVueとかその環境周り(webpackとか)を思い出しつつ、最近の流れを押さえるような学習をしています。

東京に居る先輩や友人に「落ち着いたら飲みに行こう」なんて言われて楽しみにしてたのですが、結局難しい状況になってしまいました。 東京までは新幹線で1時間ぐらいでさっと行けるので、平和になったら遊びに行きたいです。 仕事が始まったら、またリモート飲み会かなんかで情報交換したいなぁ。

*1:https://seiga.nicovideo.jp/comic/27678

*2:その前にペーパードライバーなのをなんとかしないといけないけど。

*3:「人間が変わる方法」の一つとして有名ですよね。

*4:「格ゲーマーささき」さんというYouTuberのこの動画この動画で知って興味を持ったので。

*5:わにとかげぎす」って漫画で、ビルの屋上を上半身裸で走る主人公の心情的な。